教えて!地震に強い住まいづくり(あなたの家、本当に大丈夫ですか?)

●昭和56年以前の木造住宅に、特に大きな被害が出ています。

宮城県沖地震(昭和53年)の大きな被害などを受けて、昭和56年(1981)年から、

建物を建てる際は、より強い地震に耐えられるようにしなければならないと法律で定められました。

それにはつまり、昭和56年以前に建てられた住宅には、それ以降の住宅と比べると地震に弱いものが多い

ということです。 実際、平成28年の熊本地震では昭和56年以前の木造住宅に大きな被害が出ています。

●耐震診断してみましょう

あなたの家が、実際位地震があったとき、耐えられるかどうかは、専門家に家を見てもらう耐震診断

を受けなければわかりません。

 ただし、地震に対してどのくらい心配であるかについては、だれでもできるわが家の耐震診断の

設問に答えることで、自己診断ができます。 自己診断の結果、少しでも不安があったら、ぜひ、専門家による

耐震診断を受けましょう。

記事提供者:一般社団法人 日本建築防災協会