家のIoT化で暮らしが快適に

 IoT(インターネット・オブ・シングス)とは、身の回りのあらゆるものが、インターネットを介してつながること。

 IoTの進歩によって、一緒に暮らす家族の安全を守ったり、家事の負担軽減ができるようになるなど、私たちの暮らしが、もっと快適になっていく。

 外出先でもスマートフォンで子供の帰宅を確認できたり、スマホや最近人気のスマートスピーカー(AIスピーカー)を用いて、エアコンや掃除ロボットなどの家電を操ることができる。さらに、スマートスピーカーに話しかけるだけで、窓とシャッターが開き、コーヒーを入れてくれる。。。というようにあらかじめ設定しておけば、一言で複数の家電を同時に操作することも可能となる。

 AIが加わればさらに便利になる。たとえばインターネット上のクラウドに用意されたAIが、天気予報データーから太陽光の発電量を予測し、普段からの使用量をもとに、その日沸かす使用湯量をもとに、その日の沸かす湯量を決める高効率給湯設備も出ている。 

 他にもAIで太陽光発電と蓄電池を成業して最適な自家消費や、蓄電、売電を行うサービスも始まっている。

●「5G」が今年からサービスを本格化

どんなにIoT対応の家電類が増えても、今は無線でつながる時代。配線を隠す必要はなく、せいぜい家電がインターネットとつながるため、WiFi環境が必要な程度です。 

 今年から「高速・大容量・リアルタイム・多数接続」の次世代ネットワーク「5G」のサービスがスタートする予定。 そうなれば、さらに新しいい機器やサービスが登場するだろう。

     (新春2020年 住宅広告 日経新聞より)